陜西省西安の兵馬俑1号坑でこのほど、木製漆塗りの2体の両面太鼓が新たに発掘された。秦の軍隊は前進と後進の合図を太鼓で行っていた。 発掘担当者によると、木製の太鼓は腐りやすく保存が難しいが、発見された太鼓は保存状態が良く、緑と赤を基調にした着色や、側面に描かれた絵が判別できた。 1号坑では第3次発掘調査が行われ、陶俑や陶馬、皮製の盾などが相次ぎ出土した。今回発見された太鼓は秦代の芸術や軍事文化を研究する上での貴重な資料となる。 (10年10月28日 YAHOOニュースより)
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