河西回廊の喉元とも言われる嘉峪関市は現在人口17万人で甘粛省西北部に位置する地級市です。
周囲の環境は、東に河西回廊の要所酒泉、西は石油で有名な玉門市、南には万年雪をいただく祁連山脈、北は銅で有名な黒山があります。
嘉峪関の名は6800kmにも及ぶ万里の長城の最西端で天下の雄関と呼ばれる嘉峪関からつけられました。
この長城は明代にモンゴル族の侵入を防ぐために造られましたが、その後、清はモンゴルも治めたために、
その役割を失ってしまいました。
新中国が開発に乗り出した時には30軒の農家があるだけだったと言います。
鉱物資源が豊富で現在は鉄鋼都市、観光都市としての地位を得つつあります。
温帯大陸性気候に属し 年平均気温7.3℃、年降水量86mm、 一番暑い7月の月間最高気温平均は28℃、一番寒い1月の月間最低気温平均は氷点下16℃です。
中国を統一した秦以前は西羌、秦代は烏孫、前漢初期は匈奴に支配されていました。 しかし、BC121年霍去病が匈奴を討って、酒泉郡が設置されてからは嘉峪関は酒泉に属しました。 明代の長城は馬に乗って北方からの異民族の侵入を防ぐ目的で作られ、 最盛期には300人ほどの兵士が嘉峪関の中に常駐していたといいますが、清がモンゴル高原を統治下に置くと、辺境防備の役割は無くなってしまいました。 そのため、嘉峪関は長い間忘れ去られた都市になってしまいました。 1965年に酒泉県から分かれ嘉峪関市が制定され、1971年には省轄市に定められました。
嘉峪関の観光スポットをご覧ください。
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