天水は甘粛省東南、陝西省との境目あたりに位置する甘粛省第二の都市で、黄河の支流渭水の南に位置し古来より
長安と河西回廊を結ぶ交通の要衝として栄えてきました。
そんな天水には郊外には中国四大石窟の一つ麦積山石窟や仙人崖、市街には南郭寺や伏羲廟などをはじめとする観光スポットがあります。
天水観光のハイライトともいえる麦積山石窟は天水南東郊外50Kmの場所に位置します。莫高窟、龍門石窟、雲崗石窟と並び中国四大石窟と言われています。遠くから見ると麦藁を積み上げたような形をしているため 麦積山石窟と名づけられました。後秦時代に開削が開始され、それは清代まで続きました。 断崖絶壁に窟を掘り像を彫り続けた結果、蜂の巣のような形状になっています。現在確認されているのは194窟で1300uもの壁画が残されています。
天水の南東60kmに位置し、古くより仙人が住むという言い伝えにより仙人崖となずけられました。 ここには東西に3kmに渡り東庵、西庵、南庵という岩穴と宝蓋山とケン珠山という2つの岩山があります。 中でも有名なのが、東庵にある明代創建の蓮華寺で幅70m、奥行き8mの岩穴の中に建てられた寺には仏陀と十八羅漢の塑像が有ります。 また西庵は幅90m、深さ10mの中に14の神仏を祀る建物と楼閣があります。
前漢の文帝に仕え匈奴討伐に明け暮れた天水生まれの将軍李広の墓です。
匈奴から飛将軍と恐れられた李広が生前身に付けていたものを葬った墓です。
杜甫の詩の題材にもなった天水市街を一望出来る名刹です。759年に陝西省で起こった飢饉を逃れるため杜甫は甥を頼って天水(秦州)に来ました。 それから更に成都に逃れるまでの半年の間に詠んだ「秦州雑詩二十首」の中の一つがこの南郭寺を題材としています。
中国の殷王朝(存在が確認されている最古の王朝)の前、夏王朝(現在確認はされていない)があり。そのさらに以前、三皇五帝時代があったとされています。 伏羲廟はその三皇の中の一人、人々に狩りと牧畜を教え文字を作ったとされる伏羲を祀るために1490年に創建された廟です。
1293年創建の道教寺院です。別名城北寺や崇寧寺とも呼ばれます。 元代に陸と馬という二人の真人がここで修行を積み、ついには羽化登仙したと伝える神仙洞。眼疾にはすこぶる効きめがあるという玉泉などのスポットがあります。
・【世界遺産 シルクロード】天水麦積山石窟と仙人崖などもご覧下さい。
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