春秋航空とは上海を本拠地にする中国の格安航空会社です。日本では東京-上海4,000円の航空券などで話題となっていますが、
中国国内でも上海-蘭州99元、上海-大連99元、西安-瀋陽99元などとにかく安い!飛行機に3時間近く乗って空港使用料込みで3000円程度って
日本人の感覚からは有りあえない安さです。列車はもちろん長距離バスよりも安いなんて・・・
実際にこの春秋航空に既に搭乗したことの有る方も多いと思いますが、まだ搭乗したことの無いために、
私自身が数回搭乗した春秋航空に付いて紹介したいと思います。
搭乗手続き
春秋航空の搭乗手続きでまず気を付けないといけないのが、荷物の重量。20Kgまでの重量制限は厳格に守られ、
1KGでもオーバーしていると1kgに付き130元の追加料金を徴収されます。しかもそれは預け荷物が20Kgまでということでなく、
機内に持ち込む手荷物も合わせて20Kgまでです。例えば預け荷物が19Kgあり更に機内持ち込みにでかい荷物など持っていると確実に指摘されますので
ご注意ください!そのため春秋航空の搭乗手続きカウンターは【2kgオーバーしてるから追加260元!】などしょっちゅう聞こえて来て
搭乗客と職員がもめていることが多いので早めに空港までお越しください。さて、やっとボーディングパスを受け取ると
バーディングパスはFAXの感熱紙のような物を渡されます。本当に安さを追求してるなとなんとなく好感が持てます。
搭乗口
春秋航空の搭乗口は大体どこの空港でも手荷物検査場より一番遠いところに有ります。やっと搭乗口までたどり着き
改札後バスで機体まで行くことが多いです。
機体/機内
機体は緑の尾翼に白のボディー。大きく英語でSPRING AIRと書いてあり、他の東方航空や中国国際航空などと比べて
格好いいなと私個人的に思います。春秋航空の機内は搭乗してまず思うのがエコノミークラスのみの為、
客席が非常に長く感じます。ダークグリーンの落ち着いた色のシートも好感が持てます。
しかし!シートピッチが少し狭い気がするので身長180cm以上の方は窮屈かもしれません。。
機内サービス
春秋航空では食べ物はもちろん水も全て有料となります。ちなみに前もって座席指定をするのも有料となります。
公式的には機内で自分の持ちこむ食品を食べることもご遠慮願っているようです。これは
各自持ち込んだ食糧を勝手に食べると機内販売の売り上げに影響すると言うことも有りますが、
そのカスなどを清掃するコストがかかると言うことが大きな理由のようです。まあ各自がモラルを守り
ごみは持ち帰るようにすればよいと思いますが・・・実際は飛行機に持ち込み飲食している人もかなりおります。
私が初めて春秋航空に搭乗した際、お腹が空いたのですが、食糧が無く、隣の人が食べているビスケットを
羨ましく横目で見ていました。それ以来、春秋航空に搭乗する際は何か食べ物を持ち込むようにしています。
さて、それでは春秋航空のCAさんは機内サービスも無く、フライト中何してるの?と思う方もおられると思いますが、
彼女達もまたフライト中は忙しいのです。乗客皆で体操をしたりしますが、機内では離陸後しばらくすると実演販売を開始します。
実に様々な物を販売しています。飛行機の模型、靴下、パソコンのマウスなどこんなもの誰が買うのかな?とみていると
以外にも大変多くの方が購入しているのでびっくりです!
感想
春秋航空に一度搭乗すると安い価格でチケットを売るために徹底してるなという感じを受けます。
そのため、荷物の重量に厳しくても、搭乗ゲートが遠くても、機内で物が食べられなくてもまあ仕方が無いかと言う感じです。
安全性に問題が有るわけではないので、荷物が少なめの方にはこの価格はやはり大変魅力的です。
利用価値大の航空会社だと思います。私は今後も春秋航空を多く利用すると思います!
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